- 伝統的な作庭の手法
- 古来、日本庭園の構成要素は、自然との調和に始まり、池と水を第一の要素に、石を第二の要素に、山を造り木を配置することを第三の要素に、茶が起こり、飛び石、敷石、灯篭、手水鉢、竹垣が添加されて第四の要素となりました。 枯山水、茶庭、草庵、書院、侘寂:わびさび、露地など、時代思想を背景として、眞之平庭・行之平庭・草之平庭は、それぞれの趣を表現しています。茶道には、眞之作法・行之作法・草之作法が、華(花)道にも、眞之花型・行之花型・草之花型があります。 〜〜四季の里緑水苑に展示〜〜
眞之平庭
一番豪華な庭で、眞の延段(切石)を使用、四ツ目垣・建仁寺垣による結界を施し、書道の楷書を表現しています。
行之平庭
行の延段(自然石と切石の組合せ)を使用、灯篭、井戸石組、垣根も中庸を忍ばせ、書道の行書を表現しています。
草之平庭
素朴閑居を好み、草の延段(自然石)を配し、不揃いの竹垣、茶道の漆黒の茶碗に花一輪に通じ、書道の草書を表現しています。
- 四季を彩る庭
2012年9月1〜2日
日本造園組合連合会主催の「技を生かす庭造り塾」が、復興支援をめざして福島県で開催され、東北6県の造園熟練技術者が、「四季の里緑水苑」に多数参集しました。
「四季の里緑水苑」の復興庭園
現代の名工6人が講師となる、造園の粋を結集した庭園は、現代の作庭手法を残す新たな伝統といえるものです。
当社からも、技術者多数が受講しました。
- 歴史を踏襲した作品
- 素敵なお庭紹介
- お客様の御用命に感謝申し上げ、素敵なお庭、洒落れたアングルをご紹介させていただきました。